
物流とは、輸送、保管、荷役、包装の四つの分野を柱とし、これらの四つのものを相互に有機的に結びつける合理化システムである。 即ち、輸送+保管+荷役+包装の関係ではなく、輸送×保管×荷役×包装の関係である。更に、物流を効率化するためには、情報技術の分野が必要となる。 物流合理化の最も効果的な手法が、ユニットロードシステムです。
ユニットロードとは、個々の物品を一つのユニフォームロードにし、荷役の機械化が可能であり、発地から着地まで安全に保管したり輸送できる荷姿である。従って、ユニットロードシステムは、以下の3つの原則を基盤としています。
個々の物品を1つのユニフォームロードにし、しかも活性のある荷姿(live load)となっていること、要するに荷役の機械化が可能な荷姿となっていることです。
荷役・運搬の機械化を行うためには、パレットの大きさや形状を標準化することはもちろんのこと、積載貨物の包装寸法、荷役機械、輸送機関等との整合化や標準化を推進することが必要条件となります。
ユニットロードが、発地から最終目的地まで輸配送される過程において、できるだけ荷役回数を最少(least handling)にする必要があります。
物流とは、生産部門から消費部門まで一貫したスムーズな商品の流れをつくることがその役割であり、機能であるとされています。 しかし、生産は単純化と量産化を指向し、消費は多様化と小口化を指向しています。この相矛盾する二つの要求を、経済原則に立って最適状態に調和させ結びつけるのが、両者の中問に介在する物流の役目であり、本質的機能です。ユニットロードシステムも、生産工場で生産された商品が倉庫あるいは配送センターへ、更に卸業へと流れる過程にあって“切れ目”をなくし、工程問を“つなぐ”技術であるということを認識すべきです。そしてその“つなぎ”の媒体となるのがパレットです。
今日の物流時代では、従来の輸送がdoor-to-door system(拠点間輸送)であったものが、indoor-to-indoor systemに進化している。JRコンテナ等大型のユニットロードはdoor-to-doorを実現できるが、現在のindoor-to-indoor systemの時代においては、生産部門から配送センターを経て最終消費地の量販店の店内まで入りこめるパレットがベースとなります。
